裸足で歩く彼のよこには彼女がいた
アァもうこんな世界なんかみたくないわと泣いていた
ぼくがいるよ泣かないでと声をかけたが彼女はなきやまない
そして波打ち際に太陽がなくなった頃
彼女の横で彼は死んでいた